4.内装

いよいよあなたのお店のイメージを形にする段階です。
プロとしっかり相談し、具現化しましょう。

内装の相談イメージ
女性イラスト

私のイメージ通りのお店ができるかなー
高くなったらどうしよう…

コンセプト固めの時に、あなたが描いた内装イメージを内装業者(工務店)に伝えましょう。
言葉ではなく、イメージに近い店舗内装の写真やイラストなどのビジュアルで伝えると
意図やイメージがより伝わりやすいです。
描いていたお店のイメージをプロに具現化してもらい、あなたの理想のお店のスタートです。

選んだ物件の種類によってできることが違う

物件探しのステップで物件の種類の説明をしましたが、内装工事は物件により出来ることが異なります。
物件には大きく分けて、3つの種類があります。

  1. スケルトン(内装設備がない状態の物件)
  2. 居抜き(前テナントの内装や厨房機器が残っている状態の物件)
  3. リース物件(家主が内装工事を全て行い、いつでも開店出来る状態の物件)

1.スケルトン

あなたの理想を充分に形に出来る物件です。
コンセプトに沿ったレイアウト、内装デザイン、入口の装飾、看板デザインなど
内装業者としっかり打ち合せをすることで、理想のお店作りができます。
自由度が高い反面、内容によってはコストが計画よりも膨れ上がる可能性もあります。
内装業者への打ち合わせ時に、しっかりと予算を伝えておきましょう。
費用感は末尾のコラムを参照

2.居抜き

前テナントの内装なので、あなたの理想とのギャップがあります。
理想との折り合いがつかないところはどこなのか、明確にしましょう。
内装業者と相談して、そのまま利用する部分、改装する部分、壁紙だけを張り替える部分などに分け、出来るだけ予算に近い改装費用で仕上げることがポイントです。

また、居抜きの条件により工事内容の制約や所有権の問題、コンプライアンスに注意が必要です。不動産管理会社に確認しておきましょう

3.リース物件

リース物件は家主があらかじめ、内装・厨房設備・什器などを備えてくれています。
そのため、勝手に内装のリニューアルを行うことが出来ません。
但し、家主に相談の上、承諾いただければその限りではありません。

内装で考えること

内装で考えることはたくさんありますが、しっかりと決めておかないと
オープン後に問題がでたりすることもあります。
下記の項目を参考に、漏れがないようにチェックしていきましょう。

店内のレイアウト

小さなスナックなどはカウンター、椅子テーブルの配置程度の検討ですが、
大きな店舗であれば入口、フロントからの店内導線、テーブル、ソファーの配置が
店舗オペレーションを左右する重要な項目になってきます。導線を考慮して、厨房位置、トイレの位置、VIPルームや更衣室、倉庫や事務所などの部屋割りを考えます。

トイレイメージ

トイレ

ナイト店舗にとって、トイレの環境は非常に重要です。
デザインと装飾でこだわりの雰囲気を演出しましょう。
その環境を維持することも重要です。そのために清掃、メンテナンスしやすい部屋の構造や製品を選びましょう。

店内のイメージカラー、壁紙

店内のイメージカラーを決めて、壁紙や扉、家具の質感やデザインパターンを統一しましょう。

椅子 テーブル ソファー等の家具・什器(色・素材)

上記のイメージカラーに合った色や素材のものを選定します。

店内照明、演出

照明は店舗の雰囲気を決める重要な要素です。
明るさ暗さ、デザイン装飾だけでなく、照明の当たり方もこだわりが出せるポイントです。
最近は大型モニターやプロジェクターを使った演出を、特徴にする店舗もあります。

音響設備

店の雰囲気づくりには音楽は欠かせません。
カラオケを導入するのであれば、モニターやスピーカーの位置を、お客様が気持ちよく歌える環境にする必要があります。
JOYSOUND営業マンなら、お店に合った音環境をご提案させて頂きます。
生演奏やBGMのみの場合は、店舗全体の音の響きを考えた設置位置を検討します。

空調設備

エアコンや換気扇などの設置基数や容量、配置は内装業者と相談して決めます。

厨房機器

あなたのお店が料理を提供しないのであれば、冷凍・冷蔵庫、製氷機程度になります。
料理を提供するのであれば、調理用の設備が必要になります。(電子レンジ、コンロ、フライヤーなど)

通信環境

店内レイアウトが決まったら、どこに電話が必要かを内装業者に伝えます。
あなたのお店がインターネット環境を使用するのであれば、どこに必要なのかを内装業者に伝えます。
店内にWifi環境を整えるのであれば、ルータの位置も考慮してもらいましょう。

看板デザインや掲示物の場所・その方法

看板は店の顔です。店のイメージを訴求できるよう、デザインにこだわりを持ちましょう。
料金システムを入口に掲示して、初来店のきっかけを作る方法もあります。
最近はデジタルサイネージ看板を使用して、積極的にPRする店舗もあります。

内装業者の選定と打ち合わせの進め方

店舗内装はどこにお願いする?

不動産会社に相談するのが一般的です。もしあなたの周りに建築関係者がいれば、相談してみましょう。
お気に入りのお店を内装工事した業者を紹介してもらう方法もあります。
ホームページで完成事例を開示している業者もあります。その中でお気に入りが見つかれば見積を依頼しましょう。
内装業者からの見積は、あなたの理想のイメージ、レイアウト、内装予算をもとに、2社以上から見積を取得しましょう。
JOYSOUNDも、その業者探しのお手伝いができます。ご相談下さい。

内装業者との打合せ

打合せでの重要なポイントは、出来るだけイメージに近い具体的な事例を準備し、
あなたの希望を内装業者に的確に伝える事です。
内装業者と現場確認を行い、レイアウトの確認をします。
平面レイアウトが決まったら、内装業者が具体的な図面やスケジュールと見積もりが作成されます。

予算調整

見積もりの金額は事業計画の範囲に収まっていましたか?
オーバーしているのであれば、あなたの希望との妥協点を業者に相談し、予算内に収めるようにしましょう。
どうしても譲れないのであれば、開業資金を再考すること(資金を調達する)になります。

スケジュール

工事の完成日はオープン予定日に間に合いましたか?
オーバーしているのであれば、内装の内容を変え工期短縮できないかどうか、業者に相談します。

スケジュールが決まったら、並行して保健所への届出と警察の申請を行い、工程表にも記載しましょう。
スケジュールは出来るだけ無理のないように組みますが、オープンが遅れると家賃などの負担額が増え、大切な運転資金が目減りしてしまいます。
どの日程で何をするかをリスト化していくことが大切です。

オープンまでにかかる日数に注意

希望の物件がみつかったからといって、すぐにはオープンはできません。
保健所への届出を行った後、現地検査があり、飲食店営業許可が交付されるのに最短で10日ほどかかります。
また、業態によっては警察への申請が必要なので、その期間も考慮しましょう。
(風俗営業許可申請は最短で55日、深夜酒類提供飲食店提供届は最短で10日程度)
詳しくは次項の行政手続きのステップを参照して下さい。
行政手続きは店舗の図面が必要となりますので、不動産賃貸契約締結後の申請になります。
例えば風俗営業許可を取る場合は、店舗契約から約2か月後のオープン日が最短となります。

スケジュールイメージ

内装工事の費用感

やりたい店舗内装や大きさによって金額は異なります。
一般的なナイト店(15坪程度)のスケルトン物件では内装費用に500万円から800万円、
居抜き物件では内容により異なりますが200万円から400万円と言われています。
『資金計画虎の巻』に概算費用の参考事例があります。ダウンロードしてご活用下さい。

これらの初期の内装投資の負担を軽減する方法として、リースやレンタル方式でランニングコストに転嫁する業者もあります。
また電気代が大きい什器はランニングコストに関わってくるので、省エネタイプの機器を選定する等の考慮が必要です。
JOYSOUNDではこのような業者とも提携がありますので、お気軽にご相談下さい。

内装に関わる項目はたくさんありますが、重要なことは
実現したい店舗イメージと費用のバランス、オープンまでのスケジュール管理です。
プロの業者とよく相談して、しっかりとあなたの夢を具現化していきましょう。

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